現在、大学3回生もしくは2回生のダンス部OBOGたちが6月13日の一条高校3年生引退ライブの公開ライブでゲスト出演してくれます。
今の3年生の3年先輩になる世代なので、直接的には3年生は知らない世代です。キャプテンはYUKI。いろいろありました。俺と二人で5時間話したことがあった。5時間は長い。学年の部員数は16人。女子10人、男子6人。それまでの一条ダンス部の慣例を覆して部員が倍増した学年です。
それまでは、舞台に上がれる部員数が限られているという理由からひと学年の部員数は10名までというような不文律があったようです。
学校の部活動として、やる気のある部員にしっかり残ってもらおうという方針でこの学年から部員数が増えました。それだけにダンスの技術的な部分で後退してしまうことのないように、厳しくしようと意識を高めて取組み始めた学年でもあります。
顧問になって2年目。部活の全体像も少し見えてきたころでした。
だけど、この学年正直ひどかった。3年生、2年生が大会に出て活躍を始めた年でもあった2010年。1年生には当時ほとんど興味関心が薄くようやく夏休みぐらいに1年生をみた時、愕然としました。ほとんど初心者で、意識も低く練習も停滞気味。夏休みには2年生の大会などもあり、夏休みの後半にようやくしっかりと1年生をみて、とても舞台で踊れる状態じゃないということに気づきました。
お前ら、これで文化祭踊るんか。
夏休みの後半になってようやく1年生も自分たちの状況を少し感じ始めそのあたりから、徐々に向上し始めた学年です。そこからの伸び率はやたらよかった。練習もよくしました。
ライブのスタイルも確実にこの学年で変わった。いまの一条のライブのスタイルを作ったのはこの学年です。初めて公開ライブを一条の講堂でおこなったのもこの学年でした。
それから滅多に声を荒げることのない顧問の先生が怒鳴りまくったのもこの学年でした。あんなことは一回切りやな。
今すぐ着替えて、電気を消して、講堂から出ていけ、ライブはやめる、中止や。帰れ。
「アホ ボケ」的なことを本当に生徒に言うことはありませんが、あの時だけはそんな感じになっていたかもしれません。引退ライブ直前の練習でした。
そんな学年、それでもほんとうにひとりひとりがそれぞれの持ち味を発揮していいダンスを踊れるようになりました。ほとんどが初心者であったにもかかわらず。そして今でも大学でダンスを続けている。
6月13日、後輩たちのために再び踊ってください。大学生のめっちゃカッコイイダンスを期待しています。さらに格段に進化したダンスを後輩たちにみせてもらおう、と思います。
え~と 顧問からの敢えてのプレッシャー。これを見事にはねのけてくれ。
どうやら現役の時より練習が必要みたいやな。
今日の練習。チームやら大会練習やら、やることは多い。頭の中をしっかり整理しつつ、毎日の練習を積み上げていこう。
過去は今につながり、今は明日につながる。
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